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JAけねべつの概要

◆沿 革

大正15年 計根別付近に23戸が入植。
昭和2年 第2次拓殖計画に基づき、計根別移住
世話所が設置され、昭和3年340戸が入植。馬鈴薯・南瓜・イナキビ・麦類・ソバ等を栽培。
昭和7年 6月の大降霜により、作物の収穫が皆無となる。これを機に乳牛を主体とする主畜農業経営への道を歩む。昭和8年には20頭のホルスタイン種が導入される。
昭和11年 国鉄標津線が計根別まで開通し、翌12年標津まで全通。
昭和14年 酪連(雪印乳業計根別工場)操業開始
昭和16年 戦時色が強まり、計根別に陸軍飛行場が建設され本別・大成地区の農家退去が始まる。
昭和19年 中標津で人工授精始まる。
昭和20年 戦後緊急開拓による入植始まる。
昭和23年
2月
計根別農協設立総会
昭和26 年貸付牛制度により、無牛農家解消に乗り出す。
出資造成として、雑穀一俵以上を決める。
昭和28年 農協青年部設立。
馬鈴薯選別・雑穀の集荷を推進。
昭和31年 打ち続く冷災害により昭和25年より累積した欠損金処理に伴う処理案・農協整備特別措置法に基く指定申請。農協再建計画を樹立
昭和32年 農協婦人部設立。婦人子供貯金運動を興し、部員の加入運動を展開
昭和34年 販売取扱高が1億円に達し、損失補てんが完了。(乳代6,900万円)
電気事業計画により送電開始。再建達成と電化完成で二重の喜びとなる。
第1回目の営農計画書が各戸で樹立される。
昭和37年 第一次農業構造改善事業により、土地基盤整備・トラクター・乳牛・施設等の導入が行われる。
昭和41年 不足払法が実施され、出荷乳量が1万トン、乳牛頭数も4,000頭を超える。
昭和45年 北農中央会より、優良農協として表彰される。
昭和48年 バルククーラーが283基導入される。
昭和50年 第二次農業構造改善事業により、トラクター・牛舎・作業機等が導入される。
昭和52年 モアン牧場開設。
昭和53年 団体営草地開発整備事業により草地改良が進む。
同報無線開設。
昭和54年 給油所を移転。
昭和56年 第一次「地域農業振興計画」「農協経営5カ年計画」策定。
昭和57年 販売乳量が5万トンを超え、戸当り平均乳量も200トンに
昭和59年 「公社営畜産基地建設事業」により、経営基盤の完全整備に努める。「高生産営農指標」策定
昭和60年 農協事務所・生活店舗完成
昭和61年 第二次「地域農業振興計画」「農協経営5カ年計画」策定。
昭和63年 営農改善指標「1991モデル」策定。農協設立40周年記念グラウンド完成。
平成元年 第三次「地域農業振興計画」「農協経営5カ年計画」策定。
酪農ヘルパー利用組合を設立し、(有)ファム・エイへ業務委託開始。
平成2年 同報無線から全戸ファクシミリへ移行。
「根室地域酪農技術情報センター」稼動に伴う個別技術情報の提供開始。
平成3年 6,514haの草地整備、48棟の畜舎整備、17利用組合の機械導入、94台のバルククーラーを導入し、「公社営畜産基地整備事業」を完了する。
「地域畜産総合対策事業」により家畜消流センター(哺育育成センター)完成。
平成4年 乳牛2万頭、牛乳7万トン達成記念「躍進の碑」建立。
平成5年 生産と生活が調和した地域づくりの指針となる第四次「地域農業振興計画」「農協経営5ヵ年計画」策定。
道営草地整備改良事業により、平成9年まで2,916haの草地整備改良に着手。
平成6年 牛舎環境衛生対策に伴う清掃消毒機器の整備を図る。
景観づくりのための桜並木の移植始める。
平成7年 「高収益農業緊急促進対策事業」によりパドック整備を進める。
平成8年 「北海道農業元気づくり事業」によりバンガーサイロ、「農村地域景観手作り整備事業」により農場看板整備始める。
資材倉庫・資材店舗「ふぁーまっく」建設。
平成9年 モアン牧場において「牧場授精事業」を試験的に始める。
平成10年 農協創立50周年記念祝賀会開催。
平成11年 家畜消流センターにPT型育成舎建設。
平成13年 生乳増産対策事業の実施により、生乳販売量82,758t前年対比105.6%達成。
平成14年 乳質改善3ヶ年計画をスタートさせる。
平成15年 生活店舗をリニューアルオープン。
平成16年 給油所を新築。
平成17年 13年ぶりの生産抑制が始まる。
平成18年 女性部50周年記念式典・乳牛改良連合会設立30周年記念祝賀会開催。
平成19年 全戸のバルククーラーに乳温記録計設置。
平成20年 H20自給飼料品質向上対策事業により草地更新率10%以上を目指す。
平成21年 農協貯金残高100億円突破。
平成22年 「地域活性化プロジェクト」TMRセンター計画スタート。
平成23年 JAけねべつTMRセンター建設・稼働。
平成24年 「地域の農業生産力と活力復興」酪農支援対策が始まる。
平成25年 第50回計根別農協畜産総合共進会を開催。50周年を迎える。
平成26年 バンカーサイロ、育成センター牛舎増設。事務所内改修工事による金融共済フロア設置・事務所机等の入替。
平成27年 販売品販売高100億円突破。新規参入者の本格稼働に加えTMRセンターや規模拡大が進み、生乳販売量86,315t 前年対比103.6%へ。
平成28年 JAバンク優績金融店舗全道1位、優績JA全道3位の快挙達成。
平成29年 金融部門によるJA中標津との人事交流実施。オープン出納機導入。
育成センター哺育舎新築、PT育成舎増築。
平成30年 農協創立70周年。JAけねべつTMRセンターバンガーサイロ増設。
北海道胆振東部地震によるブラックアウト被害。
令和元年 計根別こども館「えみふる」オープン。農協事務所・SSに発電機設置。
令和2年 新型コロナウイルス感染症の拡大により全国に緊急事態宣言発令
生活店舗を「Aマートけねべつ店」へとリニューアルオープン。
生乳販売量、初の9万㌧突破。(90,548t)
令和3年 生乳生産量が過去最高となる94,780t達成。
引き続くコロナ過の影響もあり、飲用乳の消費低迷と加工乳製品在庫の拡大により、年度期中より生乳生産抑制対策を実施。
令和4年 ロシアがウクライナに侵攻し戦争状態となる。飼料・肥料・燃料価格の高騰。
全道で生乳生産抑制を実施。当農協の生乳生産出荷量は前年比96.7%(91,612t)となる。
令和5年 新型コロナ感染症が5類感染症へ移行し、4年ぶりにスプリングフェア、オータムフェアを開催。
全国的に夏の猛暑発生。当地域でも生乳生産量・乳質乳成分・繁殖等の悪化となる。
生乳生産抑制下の組合員に対し「酪農生産基盤確保特別対策」として1億8,700万円の支援実施。